世界大百科事典(旧版)内のケドゥンブルブスの言及
【原人】より
…有名なピテカントロプス第I号頭蓋の発見されたトリニールTrinilでは,そのほかに歯が3点と大腿骨が5点発見されており,時代は更新世前期末,約100万年前から70万年前のあいだと推定されている。ケドゥンブルブスKedungbrubusで発見された未成年個体の下顎骨も,ほぼ同時代と考えられている。中央ジャワのサンギランSangiranでは,1936年以来,継続的に化石の探索がおこなわれ,ピテカントロプスII,III,IV,VII,VIIIと名づけられた頭蓋化石をはじめ,いくつかの顎骨破片や歯や頭蓋腔鋳型などが発見されている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」