世界大百科事典(旧版)内のケニア・カプサ文化の言及
【カプサ文化】より
…リビアにはカプサ文化に類似するリビコ・カプサ文化がある。東アフリカの東部地溝帯には,ナイフ形石器,彫器,搔器・削器,細石器を特色とする文化があり,ケニア・カプサ文化の名で知られているが,石器の形態的類似のほかには,北アフリカのカプサ文化との関係は明らかではない。なお,マグレブではカプサ文化のあとを受けて,その伝統を引く石器に,磨製石器,石鏃,直剪鏃や土器を加え,農耕・牧畜を始めたカプサ新石器文化がつづく。…
※「ケニア・カプサ文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」