世界大百科事典(旧版)内のケネディ,D.の言及
【食欲】より
…したがってマイヤーの糖定常説は修正は要するが,多くの支持を受けている。(2)脂肪定常説 1951年にD.ケネディによって出された説で,満腹中枢の脂肪受容器が体内の脂肪量を感知することにより食欲や満腹感が発生するという見解である。この見解は,動物が長期にわたって体重を一定に保持できるのは体内の脂肪の合成量と分解量を等しくするために毎日一定の脂肪量を体内の全脂肪量に比例して動かしているという事実に基づいている。…
※「ケネディ,D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」