ケレオス(読み)けれおす

世界大百科事典(旧版)内のケレオスの言及

【デメテル】より

…クロノスとレアの娘で,冥府の女王ペルセフォネの母。彼女についての有名な神話を語る《ホメロス風賛歌》中の〈デメテル賛歌〉(前7世紀末ころ)によれば,彼女がゼウスとの間にもうけた娘のペルセフォネが冥府の王ハデスに誘拐されたとき,娘を求めて世界中をさまよった母神は,アテナイ近郊のエレウシスに来て王ケレオスKeleosの子の乳母となった。しかし,王子を不死にしてやろうと赤子を火中に投じたところを見とがめられた彼女は,怒って本身をあらわし,エレウシスの地にみずからの神殿を築き,祭儀をとり行うよう命じて館を去った。…

※「ケレオス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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