世界大百科事典(旧版)内のケーター振子の言及
【振子】より
…そこで一つの振子の重心をはさんで反対側にそれぞれ支点P1,P2を選び,どちらを支えて振らせても周期が等しいようにすると,上の関係から重心の位置がわからなくても,P1とP2の距離がわかっていればTを測定してgを求めることができる。この性質を利用して重力加速度gを求めるためにくふうされたのがケーターの可逆振子(ケーター振子ともいう)で,両端に支点のナイフエッジを設け,おもりの位置を動かして周期を調節できるようにしてある。
[種々の振子]
質点がサイクロイド曲線に沿って振動するようにした振子をサイクロイド振子という。…
※「ケーター振子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」