世界大百科事典(旧版)内のケーブル・ネット構造の言及
【ケーブル構造】より
…これらの構造では屋根面にケーブルが用いられ,ケーブルを支える境界構造は剛な構造になっている。境界構造にもケーブルを利用し,軽快で開放的な形態を求めたのがケーブル・ネット構造であり,ミュンヘン・オリンピックのメーンスタジアムに用いられ注目された。ケーブル構造は比較的自由な形態をつくることが可能な構造であるが,曲率の変化の激しい部分では引張りのみを伝える曲面では形成できないこともある。…
※「ケーブル・ネット構造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」