世界大百科事典(旧版)内のゲマラの言及
【タルムード】より
…これら両タルムードは,200年ころ総主教ユダ(イェフダ)Judah ha‐Nasiが編纂したミシュナをめぐってユダヤ人律法学者が数百年間積み重ねた議論の集大成で,ヘブライ語で書かれている。事実,タルムードの本文には,ミシュナの各節と,それに関する学者たちの議論と解釈を記録したゲマラGemara(アラム語で原意は〈完結〉)が交互に配置されている。 一方,ミシュナMishnah(原意は〈繰返し〉,転じて〈学習〉)は,前2世紀ごろから約400年間,律法学者によって学習,展開されてきた口伝律法の集成である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」