世界大百科事典(旧版)内のゲージ関数の言及
【ゲージ】より
…したがって前者の場合には複素量としての位相の,また後者の場合には積分定数に相当する量の不定性をもつことになる。この不定性を表すスカラー量uは,一般には空間座標rあるいは時間tの関数であり,このu(r,t)をゲージまたはゲージ関数と呼ぶ。ゲージという言葉は,現象を記述する舞台である時空のスケールを適当にとるという考え方に由来したものである。…
※「ゲージ関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」