世界大百科事典(旧版)内のコイ・クリルガーン・カラの言及
【ホラズム】より
…古代期は古拙期(前7~前5世紀),カンガ期(前4~後1世紀),クシャーン期(1~3世紀)に当たり,とくにアム・ダリヤ右岸にカンガ~クシャーン期の遺跡が多い。その中でコイ・クリルガーン・カラは直径87mほどの円形都城で,内城は直径42mを測り,王墓と神祠を備えて一段と高い。外城は居住区に当たり,貨幣の出土はないがポスト・アケメネス時代の文化が明らかになり,また1世紀の壁画がソグドやトカラとの関連で注目される。…
※「コイ・クリルガーン・カラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」