コイネー・ギリシア語(読み)こいねーぎりしあご

世界大百科事典(旧版)内のコイネー・ギリシア語の言及

【ヘレニズム】より

…こうした諸神格の混融は各地で起こり,イラン東部バクトリア王国の都市遺跡アイ・ハヌムからはギリシア化された東方系の女神像を拝火壇といっしょに表現した図柄の遺物も出土している。 ギリシア文化はマケドニア・ギリシア人の植民移住を通じ共通の言語(コイネー・ギリシア語)に媒介されて広範囲に普及し,東方各地の土着文化とも接触する過程で国際的なヘレニズム文化をつくり上げた。しかしその新文化形成の過程は必ずしも平和的な融合混交だけではない。…

※「コイネー・ギリシア語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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