世界大百科事典(旧版)内のコツブキンエノコロの言及
【エノコログサ】より
…海岸の砂丘に生えるエノコログサは穂が短く楕円形となって立ち,刺針が長く密生するハマエノコロS.viridis ssp.pachystachys Nemotoという亜種である。キンエノコロは穂が黄金色に熟し,葉が線形で長い1種であり,それに似て少し小型のコツブキンエノコロS.pallide‐fusca Schumach.は第2次大戦後新大陸から帰化した。アキノエノコログサS.faberii Herrm.は第2次大戦中中国から帰化した1種で,穂や小穂が緑であるが,エノコログサよりわずかに大きく,穂が9月以後に出てくる。…
※「コツブキンエノコロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」