コッホ,H.C.(読み)こっほ

世界大百科事典(旧版)内のコッホ,H.C.の言及

【ソナタ形式】より

…20世紀の新しい音楽語法に基づく作品にあっては,本来伝統的な調体系に基盤を置くこの形式は実践上の意義を失いつつあり,もっぱら音楽学や音楽教育上の概念となっている。理論史の上では,18世紀末のコッホHeinrich Christoph Koch(1749‐1816)らに重要な記述が認められるが,理論概念として定着したのは19世紀前半で,とくにマルクスAdolf Bernhard Marx(1795‐1866)の功績は大きい。【土田 英三郎】。…

※「コッホ,H.C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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