コトオサメ(読み)ことおさめ

世界大百科事典(旧版)内のコトオサメの言及

【こと八日】より

…西日本で2月8日の行事が少ないのは,同じころに春ゴトが行われるためであるとされている。東日本の両月行う所では2月8日をコトハジメ,12月8日をコトオサメとするのが一般的であるが,その逆だとする所も東京近辺にはある。コトを神々を迎えて行う一年間の各行事と解釈すれば,前者の呼び方が正しいが,正月を中心とする一年で最も大きな神祭をコトだと考えれば,むしろその物忌の始まりという意味で12月8日をコトハジメとする方が本来のものといえるだろう。…

※「コトオサメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android