世界大百科事典(旧版)内のコハコベの言及
【ハコベ(繁縷)】より
…果実は卵形で6裂し,表面に小さな突起のある多くの種子をこぼす。 ハコベは,一般にはコハコベStellaria media(L.)Villarsとそれに類似のミドリハコベS.neglecta Weiheを区別せずに指す言葉で,全体に大型で緑色が濃く種子の突起の目立つのがミドリハコベ,葉が小さく茎がしばしば赤みを帯びるのがコハコベである。両者とも温帯を中心に広く分布し,鳥の餌とされるほか,民間薬として全草を催乳剤に,また虫垂炎・胃腸炎の治療に用いる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」