世界大百科事典(旧版)内のコムーネ時代の言及
【イタリア】より
…12世紀にドイツ皇帝フリードリヒ1世(バルバロッサ)がイタリア征服のため6回の遠征を行ったとき,北イタリアの諸都市はロンバルディア都市同盟を結成して対抗し,ついにコンスタンツの和(1183)によって自立的地位を承認させた。研究者の中には,これ以前を封建時代,以後をコムーネ時代と分ける者がいる。一方,南イタリアは8世紀以降イスラム勢力の支配下にあったが,11世紀にノルマンが進出し,集権的なシチリア王国を建てた。…
※「コムーネ時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」