世界大百科事典(旧版)内のコリント式陶器の言及
【ギリシア美術】より
…第2期は前8世紀から前7世紀末における〈東方化様式〉の時代で,この期は有翼獣や植物をモティーフとしたオリエント陶器の影響を強く受けた。これらの窯業の中心はコリントおよびエーゲ海域で,別名〈コリント式陶器〉とも呼ぶ。これらは先の幾何学様式に比べて全般に器形が小さくなり,一方,東方的なモティーフの動・植物の表現は著しく優美となる。…
※「コリント式陶器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」