世界大百科事典(旧版)内のコルドファン語派の言及
【アフリカ】より
…この語族は二つの語派に大別される。そのうち,スーダン共和国の(1)コルドファン語派は,非常に小さな言語群から成り立っていて,研究が十分にはなされていない言語を多数含んでいる。もう一方の(2)ニジェール・コンゴ語派Niger‐Congoと呼ばれる大語派は次の六つの下位区分を持っている。…
【ニジェール・コルドファン語族】より
…アフリカ最大の言語グループで,西アフリカの西端から,東アフリカ,さらには南アフリカに至る,サハラ以南のほぼ全域に分布している。ニジェール・コンゴ語派と,コルドファン語派Kordofanianとに下位区分される。前者は日本で一般にもよく知られているバントゥー諸語(スワヒリ語はその中の一言語)などを含む大言語群であるが,後者はスーダンのコルドファン山地に集中する中小の言語群で,ヘイバンHeiban,タローディTalodi,ラシャドRashad,カードゥグリKadugli,カトラKatlaの5グループから成っている。…
※「コルドファン語派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」