世界大百科事典(旧版)内のコンクリートプラント船の言及
【作業船】より
…後者は,セメントや石灰などの硬化剤を直接海底地盤に混入かくはんして,地盤を化学的に硬化させ地盤改良を行う船であり,海底下40mくらいの深さまで作業できる。コンクリートプラント船は,甲板上にコンクリートミキサー,セメントサイロなどをもち,現場でコンクリートを自動的に打設するもので,同様のものにモルタルプラント船がある。作業台船は,作業の内容に応じて必要な機械類を搭載して作業を行う船で,とくに自己昇降式作業台船はSEP(self elevating platformの略)と呼ばれ,昇降可能な脚によって着底し,作業台本体を海面上にもち上げ,高波浪域での作業を容易にかつ精度よく行うことができる。…
※「コンクリートプラント船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」