世界大百科事典(旧版)内のコーシー積分公式の言及
【多変数関数論】より
…このことは偏微分可能な実関数の場合との著しい相違である。 Dkが複素平面の領域で,なめらかな曲線Ckで囲まれているとき,Cnの領域D={(z1,……,zn)|zk∈Dk,k=1,……,n}に対して,次のコーシー積分公式が成り立つ。fがDの閉包を含む領域で正則なとき,任意の(z1,……,zn)∈Dに対して,となる。…
※「コーシー積分公式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」