ゴイガマ(読み)ごいがま

世界大百科事典(旧版)内のゴイガマの言及

【シンハラ人】より

…16世紀のポルトガル支配のもとでキリスト教(カトリック)の布教が行われ改宗する者も多く出たが,1948年の独立後再び仏教徒に戻り,シンハラ人のキリスト教徒は約70万人にすぎない。インドと異なり,シンハラ社会のカースト制ではバラモンがなく,農耕カーストのゴイガマGoyigamaが最上位を占める。次に位置する漁業カーストのカラーワKarāvaとニッケイの樹皮を採取するサラーガマSalāgamaとは,13世紀以降に南インドのマラバル海岸から移住してきた人たちである。…

【スリランカ】より

…カースト制は,シンハラ社会とタミル社会の双方に存在するが,インドに比べその規制力が弱いといわれている。バラモン,クシャトリヤ,バイシャに対応するカーストがみられず,ゴイガマGoyigama(シンハラ人)とベッラーラVellāla(タミル人)という農民カーストが最上位を占めているのが特徴的である。カーストは通婚単位としての機能が中心であり,持参金(ダウリ)制度とともに配偶者を決める大きな条件となっている。…

※「ゴイガマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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