世界大百科事典(旧版)内のゴノフィル説の言及
【裸子植物】より
…そうすると,この果鱗複合体は1個の花であり,それが集合した雌球花は1個の花序ということになる。また,ゴノフィル説(メルビルR.Melville,1962)によれば,果鱗複合体は退化した短枝上に生じた栄養葉と胞子葉とみなすこともでき,ハナヤスリ目の共通柄上の栄養葉と胞子葉,イチョウの短枝上の葉と胚珠(雌花)と相同であるとみることができる。この考えでも雌性球花は花序ということになる。…
※「ゴノフィル説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」