ゴンドワナ累層(読み)ごんどわなるいそう

世界大百科事典(旧版)内のゴンドワナ累層の言及

【ゴンドワナ】より

…地名はドラビダ語族のゴンド族に由来し,彼らは14世紀以来この地を支配していたが,16世紀中期からムガル帝国,18世紀初めにはマラータに追われて,いまでは山岳地の森林地帯に住む。地層はゴンドワナ累層とよばれる陸成の厚い砂岩層を主とし,その最古層は古生代の二畳紀~石炭紀にさかのぼり,包含化石とともに南アメリカ,オーストラリア,アフリカの地層と類似する。そこから古生代末に南半球にこれら諸大陸の母体となった仮想大陸があったとされ,それをゴンドワナ大陸(ゴンドワナランド)とよんでいる。…

※「ゴンドワナ累層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む