世界大百科事典(旧版)内のサイロシンの言及
【幻覚薬】より
…テオナナカトルteonanácatl(〈神の肉〉の意)はキノコPsilocybe Mexicanaで,これを食べると神と交信できると考えられていた。1953年にワッソンR.Gordon Wasson夫妻が初めてその儀式に加わり,キノコを持ち帰ってホフマンが分析した結果,有効成分はサイロシビンとサイロシンであることがわかった。メスカリンの約100倍強力な物質だがLSD‐25の1/100の力しかない。…
※「サイロシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」