世界大百科事典(旧版)内のサギング状態の言及
【船体強度】より
…そして静水中の定常分を加えて断面力とし,これから曲げ応力,せん断応力を求め,許容縦曲げ応力15kgf/mm2,許容縦せん断応力12kgf/mm2によって評価する。なお,縦強度における曲げの状態については,通常,船体が上に凸になる状態,すなわち甲板部が引っ張られ船底部が圧縮される状態をホギング状態,この逆をサギング状態と呼ぶ。
[部分構造強度]
従来,横強度と呼ばれてきたもので,商船においては船倉部分の強度検討がこれに当たる。…
※「サギング状態」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」