サシ上音(読み)さしじょうおん

世界大百科事典(旧版)内のサシ上音の言及

【サシ】より

…叙景や述懐などを内容とし,文意を主にさらさらと謡われる。この楽曲の〈上音〉は他の上音より音高が低く,〈サシ上音〉と呼ばれる。サシは流派により〈サシコエ〉(指声)ともいうが,この用語は声明(しようみよう)や平曲で,リズムの変化がなくさらさらと歌われる楽曲を意味する。…

【指声】より

…節物(ふしもの)に多く用いられ,この部分全体をさらさらとよどみなく運ぶが,音域が広い点や,段落部分にメリスマ的旋律(1音節に多数の音符があてられる装飾的声楽様式)が用いられるなどの点では,クドキ(口説)より音楽的効果が大きいといえる。能のサシコエは,謡の音階音の一つであるサシ上音の古称。あるいは謡事(うたいごと)のひとつとしてのサシの古称,または別称である。…

※「サシ上音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む