サダン(読み)さだん

世界大百科事典(旧版)内のサダンの言及

【住居】より

…オンドル房とマル房を含み,庭園をも設ける。祠堂(サダンsadang)は家の後方に独立した建物で,祖先の位牌を安置する場所である。祠堂の床はオンドルにするのが普通である。…

【男寺党】より

…朝鮮の旅芸人。李朝の中期以後,記録にあらわれるサダン(当て字として寺党,舎堂,捨堂,舎正,社堂,社党,舎党など)は最下層の賤民で,居士(コサ)と称する男と同性愛関係を結び,いくつかの寺党と居士の組が集まって一群となって村から村へと流浪の旅をつづけ,村の広場などで歌舞をみせ,そのとき観客にこびをうり売色をも辞さない旅芸人達であったが,李朝の後期男色を売るようになってサダンは少年のナムサダン(男寺党)にかわった。職業的な流浪芸人として1920年代まで全国の農漁村を回りながら民衆娯楽を提供してきた。…

※「サダン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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