サチェム(読み)さちぇむ

世界大百科事典(旧版)内のサチェムの言及

【イロコイ諸族】より

…同盟が結成されたのは16世紀後半で,その契機は神話上の英雄ハイアワサの言動にあるといわれる。同盟の最高決定機関の構成員は各部族から出るサチェムsachemとよばれる男性であった。サチェムには序列があり,議長,権力ないし統一の象徴ワンパムの管理者などは特定のサチェムが務めたが,会議における発言権は平等で,全会一致による決定を原則とした。…

※「サチェム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む