サット(読み)さっと

世界大百科事典(旧版)内のサットの言及

【神秘主義】より

…その代表者としてウッダーラカ・アールニとヤージュニャバルキヤを挙げることができる。万物の根源である最高唯一の実在をサットsat(実有)と呼んだウッダーラカは,〈汝がそれであるtat tvam asi〉と教える。真我を探究したヤージュニャバルキヤの〈非ず,非ずのアートマンneti neti ātman〉という句は,アートマンの至上性,非限定性をあらわすとともに,いっさいの相や形を離れ超えてゆく内観の道を示している。…

※「サット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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