世界大百科事典(旧版)内のサトジガバチの言及
【ジガバチ(似我蜂)】より
…昔の人がジガジガといって青虫を埋めるとハチになって出てくると思いジガバチと名づけたという。平地に分布するものは大型の青虫を1匹しか狩らず,また入口のふさぎ方も山地のものとやや異なるので,平地のものはサトジガバチA.s.nipponica,山地のものはヤマジガバチA.s.infestaとして区別される。日本に分布する近縁種には大型で木の空洞などに営巣するミカドジガバチA.aemulans,雌の肢が赤褐色のフジジガバチA.atripes japonicaなどがいる。…
※「サトジガバチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」