世界大百科事典(旧版)内のサナギヤドリバチの言及
【ヤドリバチ(寄生蜂)】より
…寄生(きせい)バチ,寄生蜂(きせいほう)ともいう。膜翅目の昆虫の中で,他の昆虫やクモなどに寄生して生活する習性をもつハチ類の総称。分類学的には,有錐(ゆうすい)類のほとんどと,原始的な有剣(ゆうけん)類,それに若干の広腰(こうよう)類が寄生性の生活を送っており,いずれもヤドリバチと呼ばれる。原生動物,センチュウ,キュウチュウなどによる通常の寄生とは異なり,ハチの場合には,寄生者は最終的に対象の生物(寄主)を食い殺す。…
※「サナギヤドリバチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」