サバラン,B.(読み)さばらん

世界大百科事典(旧版)内のサバラン,B.の言及

【随園食単】より

…いずれも袁枚自身が口にして美味と賞した料理についての記録である。19世紀フランスのブリヤ・サバランが著した美食の古典とでもいうべき《味覚の生理学》(《美味礼讃》)と東西双璧をなす《随園食単》は,日本においても明治以降,受容され紹介されてきた。とりわけ青木正児によって完訳されたことにより,今日多くの人が手にとり中国の食文化の一端を理解できるようになった。…

※「サバラン,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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