世界大百科事典(旧版)内のサパーン・ヒン寺の言及
【スコータイ朝】より
…同王のとき,南タイのナコーンシータマラート経由で,スリランカ系の大寺派上座部仏教林住部の伝統がスコータイに伝えられた。スコータイ城西部のサパーン・ヒン寺は,同王が林住部(アランニカ)の大長老のために建立寄進した精舎の遺構である。スコータイは次代のルータイ王(在位1316?‐46?)のとき版図の大半を失ったが,簒奪王グワ・ナムトムを除いて王位についた子のリタイ(在位1347‐74?)は,祖父の築いたスコータイの威勢を再興した。…
※「サパーン・ヒン寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」