サフラー王(読み)さふらーおう

世界大百科事典(旧版)内のサフラー王の言及

【アフリカ探検】より


[古代・中世]
 最古のアフリカ探検家は古代エジプト人であった。前25世紀の第5王朝サフラ王は神に供える香料を入手するためプントの国へ船団を派遣した。プントの国はソマリアの一角と考えられている。前7世紀の第26王朝ネコ2世はフェニキア人を雇ってアフリカ周航をさせた,と前5世紀のヘロドトスは記している。内陸部への進出はナイル川をさかのぼって行われた。古代エジプト王国が達した南限はハルツームに近い第6急流地帯である。…

※「サフラー王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」