サポヤイ・ヤーノシュ(読み)さぽやいやーのしゅ

世界大百科事典(旧版)内のサポヤイ・ヤーノシュの言及

【オーストリア・トルコ戦争】より

…1世紀以上にわたりトルコ軍の北進をはばんできたハンガリーの弱体化,神聖ローマ皇帝と争っていたフランス王フランソア1世の支援要請によって,スルタンはハンガリーへ遠征し,1526年モハーチの戦で大勝した。そのさいハンガリー王ラーヨシュ2世の戦死によって王位継承問題が生じ,中小貴族はサポヤイ・ヤーノシュを国王に戴いたが,ハプスブルク家世襲領地を継承するボヘミアの王フェルディナントは,別個に議会を召集し大貴族の支持をえてハンガリー王位についた。両王の対立するなかサポヤイがスレイマン1世の援助を求めたことから,以後1世紀半にわたるオスマン帝国とハプスブルク家のハンガリーをめぐる抗争が始まった。…

※「サポヤイ・ヤーノシュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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