サマリアの女(読み)さまりあのおんな

世界大百科事典(旧版)内のサマリアの女の言及

【サマリア】より

…サマリア人の子孫を自称する人々が今でも少数ながらシケムやテルアビブ近郊のホロンに集まって住み,古くからの習慣を守っている。【池田 裕】
[図像]
 サマリアに関する美術の主題としては,〈サマリアの女〉と〈善きサマリア人の譬え〉がある。〈サマリアの女〉(ユダヤ人と交際のないサマリア人の女にイエス・キリストが井戸の水を飲ませてほしいと頼み,不審に思う女に,〈わたしが与える水を飲む者は渇くことがない〉と生命の水について教える説話――《ヨハネによる福音書》4:1~30)は,早くから洗礼を示唆するものとみなされ,カタコンベや石棺に表現された。…

※「サマリアの女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む