サマーズ,C.(読み)さまーず

世界大百科事典(旧版)内のサマーズ,C.の言及

【オーストラリア】より

… 彫刻は絵画,文学に比べて,製作,運搬,展示に不便なため,1890年代の第1次文化興隆期に乗り遅れた。そのため,サマーズCharles Summers(1825‐78),ホッフRayner Hoff(1894‐1937)という1890年代の前と後に現れた巨人には,偏狭なまでの文化ナショナリズムは見られない。反発すべき先駆的傾向をもたない現代彫刻家は,レッドパスNorma Redpath(1928‐ ),ロバートソン・スウォンRon Robertson‐Swann(1941‐ )をはじめ大半が抽象派であるが,ダズウェルLyndon Dadswell(1908‐ ),ボールデッシンGeorge Baldessin(1939‐78)らの具象派にも新しい意匠でオーストラリアにかかわるテーマを表現する傾向は強くない。…

※「サマーズ,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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