世界大百科事典(旧版)内のサマーヒル学園の言及
【ニール】より
…戦後国際的な新教育運動が盛り上がるなかで,21年ドイツのドレスデンの自由主義的学校の創設に参加した。25年に帰国,みずから5歳から17歳までの全員寄宿制のサマーヒル学園Summerhill Schoolをつくり,いっさいの干渉を退け子どもの自由と自治を基本とする徹底的な自由主義教育を実践した。彼の理論はS.フロイトらの精神分析学の影響を受け,子どもの自由が,その人格の自立と人類の未来における幸福を保障する唯一の道であると信じた。…
※「サマーヒル学園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」