世界大百科事典(旧版)内のサヨン・ピナンの言及
【ジョホール王国】より
…マレー半島南部にあったマレー人の王国。1511年ポルトガルがマラッカを占領すると,ムラカ王国(マラッカ王国)の王はマレー半島南端のジョホールJohorに移り,サヨン・ピナンを都としてジョホール王国を建てた。王国はサヨン・ピナンのほかにビンタン島を根拠地としてポルトガルと対抗し,スマトラ島北端のアチェ王国やオランダ東インド会社と結んでマラッカをたびたび攻撃し,1641年にオランダ東インド会社がマラッカを占領するのを助けた。…
※「サヨン・ピナン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」