世界大百科事典(旧版)内のサラサート文化の言及
【ウンム・ダバギヤ】より
…遺跡は100m×85m,文化層の厚さ約4mで,71‐74年に計4回,カークブライドD.Kirkbrideが隊長として発掘した。4層に分けられ,どの層もすべてハッスナ文化以前に位置づけることができるので,プレ・ハッスナ文化,ウンム・ダバギヤ文化,あるいはテル・サラサートの発掘で確認されたことからサラサート文化の各名称が提唱されている。中央広場を囲む北東南の3面に小部屋列からなる倉庫群を配置し,西に居住区をつくっている。…
※「サラサート文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」