サロモーネ・マリーノ,S.(読み)さろもーねまりーの

世界大百科事典(旧版)内のサロモーネ・マリーノ,S.の言及

【ピトレ】より

…《シチリア民間伝承叢書》25巻(1871‐1913)はその成果である。1880年には,同じく医者であり民俗学者であったサロモーネ・マリーノSalvatore Salomone‐Marino(1847‐1916)と《民間伝承研究》誌を創刊し,1909年までこの雑誌を舞台にイタリア民俗学研究の基礎を築き,11年からはパレルモ大学に民俗学の講座を開いて初代の教授となった。ピトレの研究態度は,ひたすら資料収集に偏ったうらみがあるが,後期ロマン派の文芸思潮のなかで,それまで見失われていた南イタリア民衆の姿を,初めて歴史の表面に浮かび上がらせた意義は大きい。…

※「サロモーネ・マリーノ,S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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