サロ共和国

山川 世界史小辞典 改訂新版 「サロ共和国」の解説

サロ共和国(サロきょうわこく)

イタリア社会共和国

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のサロ共和国の言及

【第2次世界大戦】より

…そしてイタリアは同年9月降伏した。しかしイタリアは直ちにドイツに占領され,ムッソリーニはサロ共和国を北部に樹立したが,ドイツの傀儡政権でしかなかった。ドイツ軍と連合国軍・イタリアの抵抗運動との戦闘はつづき,終りをみたのは45年4月のことであった。…

【ファシズム】より

…しかし,国家機構や行政機関はそのまま維持された。ムッソリーニはこの後ドイツ軍に救出されて,北イタリアのガルダ湖畔のサロに本拠を置く〈イタリア社会共和国〉(通称サロ共和国)を樹立する。ドイツ占領軍とサロ共和国に対して,パルチザンによる激しいレジスタンス闘争が展開され,45年4月イタリアはドイツ軍とファシズムから解放される。…

※「サロ共和国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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