サンダーソン,E.D.(読み)さんだーそん

世界大百科事典(旧版)内のサンダーソン,E.D.の言及

【農村】より

…平地農村と山地農村などの地形的条件の差も大きく,水田農村と畑作農村の区別や,都市近郊農村と遠隔地の便益性の乏しい農村などの差も無視できない。歴史的類型としては,アメリカの農村社会学者サンダーソンErza Dwight Sanderson(1878‐1944)の原始農業村落,村落共同体,近代農業村落,コミュニティ,大規模農場の区分が著名である。近代以前の村落共同体と近代的農村の諸形態との間に大きな差があることはいうまでもないし,また近代的農村の中では,主として家族経営の小農によって地域社会が村落として形成されている場合,農家は農場に散在していて中心の都市的集落と一体になってコミュニティを形成する場合,大きな集団農場などが一つの地域社会を形成している場合など,それぞれに農村のあり方としては差異がある。…

※「サンダーソン,E.D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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