世界大百科事典(旧版)内のサンテニャン教会の言及
【オルレアン】より
…【礒部 啓三】
[美術]
ロマネスク様式の地下祭室上に13世紀に建設が開始された大聖堂サント・クロア(聖十字架)は,1568年プロテスタントにより破壊され,17世紀にアンリ4世によって原状回復を約してあえて末期ゴシック様式で再建された。ほかに,11世紀初めの地下祭室を残すサンテニャン教会(15世紀),11世紀前半の殉教者礼拝堂をもつサンタバン教会,ルネサンス期の邸館(その一つは現,歴史博物館),17世紀の旧司教館(現,図書館),15世紀の旧市庁舎(現,美術館)等がある。空襲を受けた歴史的建造物は,第2次大戦後計画的に修復・再建されている。…
※「サンテニャン教会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」