世界大百科事典(旧版)内のサント・マリー・ド・ラ・メール教会の言及
【サント・マリー・ド・ラ・メール】より
…フランス地中海岸,ブーシュ・デュ・ローヌ県,同名教会(12世紀ロマネスク様式)の門前町。人口約2200。3人のマリア(聖母の姉妹,ヤコブの母,マグダラのマリア),ラザロ,婢のサラら一団の聖徒がここに漂着したという伝説があって,中世以来巡礼の集まる霊場であった。サラが黒人だったというところから,特にジプシーの尊信を集める。同教会は城塞教会建築としても有名。【渡辺 昌美】…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」