《サントール》(読み)さんとーる

世界大百科事典(旧版)内の《サントール》の言及

【ゲラン】より

…肺患のために故郷で夭折,作品はすべて死後刊行された。G.サンドにより《両世界評論》誌に発表された未完の散文詩《サントールLe Centaure》(1840)は,年老いたケンタウロス(半人半馬神)が若き日を回想する形式で,宇宙のリズムに身を任せようとする汎神論的傾向と自己の内部に閉じこもろうとする孤独な性向とに引き裂かれる作者自身の内面のドラマをうたいあげた代表作である。ほかに散文詩《バッカス神祭尼》がある。…

※「《サントール》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む