世界大百科事典(旧版)内のサン・ビクトール教会の言及
【マルセイユ】より
…フランスと北アフリカ,フランスとアジアを結ぶ航路がここに集中し,西ヨーロッパの玄関となって,19世紀後半以降,近代産業・海港都市として高い地位を占めるにいたった。【樺山 紘一】
[美術]
旧港南岸のサン・ビクトール教会は,戦略上の要所にあったので銃眼付の塔を備え砦の外観を呈する。内部はさまざまな時代の建物を含み,教会堂(13~14世紀),北塔玄関口(11世紀),西部分の地下に現存する最初の教会堂(5世紀)などが残り,石切場跡を使った墓室群はさらに古い。…
※「サン・ビクトール教会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」