世界大百科事典(旧版)内のサン・フロン大聖堂の言及
【ペリグー】より
…手前のドーム(11世紀末)は割石造で,太い柱,分厚いアーチやペンデンティブに支えられ,当地方独特のドーム列を頂く教会堂建築様式の最古の例として知られる。ピュイ・サン・フロンのサン・フロン大聖堂は,12世紀にカロリング朝期のバシリカの上に鐘塔が,その東側に五つのドームを載せたギリシア十字プランの教会が建立されたものである。大聖堂週辺には,中世そのままの狭い街路や15~16世紀の建物が数多く残る。…
※「サン・フロン大聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」