世界大百科事典(旧版)内のサーマル法の言及
【カーボンブラック】より
…冷却は水を噴射して行うが,まず第1次冷却温度900℃に下げ,次に第2次冷却で400℃に下げる。サーマル法は,天然ガスを原料とし,これを十分加熱したチェッカー構築物(耐火煉瓦をすき間をあけて組んだもの)に送って熱分解する方法で,酸素なしでサイクル式操業を行う。チャンネル法は,コンタクト法の代表で,チャンネルハウス内で天然ガス,炭化水素ガスを小さな炎として部分燃焼させて連続的に炎分解し,炎の上の冷たいチャンネル鋼の底面に接触させて捕集する。…
※「サーマル法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」