世界大百科事典(旧版)内の《ザ・スコー・マン》の言及
【デミル】より
…〈スペクタクルの巨匠〉の名をほしいままにしたアメリカの映画監督,製作者。ブロードウェーの劇作家であり演出家のデービッド・ベラスコの薫陶を受け,1913年に映画界へ入り,第1回監督作品《ザ・スコー・マン》(1913)が成功して以来,もっぱらベラスコの作品を映画化した。第1次世界大戦後のアメリカは享楽的な消費文化の時代を迎えるが,大衆の好みを察知して,《男性と女性》(1919),《何故妻を換へる?》(1920)などの〈風俗映画〉をつくった。…
※「《ザ・スコー・マン》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」