世界大百科事典(旧版)内のザ・ファミリー・オブ・マンの言及
【スタイケン】より
…のち《ボーグ》《バニティ・フェア》を出版していたコンデ・ナスト社の写真部長に就任,数多くのファッション写真を撮り,斬新なスタイルを打ち出して活躍した。第2次世界大戦後はニューヨーク近代美術館の写真部長に就任,1954年には,世界各国の一流の写真家の作品を集めて,人類の幸福と不幸を壮大な規模で示す一大写真展〈ザ・ファミリー・オブ・マン(人間家族)〉をディレクトした。独特のヒューマニズムに満ち,多くの人々に感動をもって迎えられたこの写真展は,彼の写真の思想を集大成したものである。…
※「ザ・ファミリー・オブ・マン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」